同時進行はつらいよ。~千星華がゲームしてるだけのブログ~

チセカがゲームがんばりすぎて死にかけてるブログ

ささやかなる挑戦・1日目

1日1つ、オリジナルの小話を書いてみようかと。
そうすることで何か得られるはず!
というか得てくださいお願いします自分。




 湯せんで溶かすチョコレートは、甘くて幸せの匂いでいっぱい。
 思いっきり吸い込んで……思わずよだれをたらしそうになったななは、慌てて首を横に振る事でそのピンチを乗り越える。代わりに鼻歌を歌いながら、くるくるとおたまで鍋の中をかき回した。
「ちょこれ~と♪ ちょこれ~と♪」
 切り分けたパインをピックで刺して、さっとチョコレートを被らせる。口の中に放り込めば、甘酸っぱさが広がった。
 チョコレートは、幸せを贈るプレゼントにぴったりだ。手作りなら、なおの事。
「ななちゃん、できた?」
「ばっちり!」
 大親友のいちごが覗き込んできたので、同じチョコ漬けパインを口の中に放り込む。
 いちごはしばしパインを租借していたが、すぐに満面の笑みでサムズアップした。
「こっちもどーぞ!」
 そう言っていちごがななに食べさせたのは、手でちぎったパウンドケーキの欠片。チョコチップたっぷりのそれは、味も歯ごたえも申し分ない物だ。
「ん、おいしいよ」
「よかったー」
 ななといちごは顔を見合わせて、大きく笑う。がんばって作ったお菓子が美味しいと、心の底から笑いがこみ上げてくるものだ。
 明日は、バレンタインデー。
 甘いチョコレートに思いを込める女の子もいれば、大好きな人達と楽しむためにチョコレートを作る者もいる。ななといちごは後者だった。
 二人が作るチョコレートは、大好きな人たちに贈る幸せのプレゼント。
 ボンボンショコラとチョコチップたっぷりのパウンドケーキ。味はさっき確認したから問題ない。つまり、喜ばれること請け合い。
「さて、気合入れて生産するよーっ!」
「おー!」
 いちごの気合に、ななも思わず両手を上げて気合を入れる。完成品はまだ少数だから、もっと作らないと足りなすぎるのだ。
 二人は鼻歌交じりで自分の担当に戻った。
「「ちょこれ~と♪ ちょこれ~と♪」」


 そして夜明け。
 無事全員に送る分を作り終えたななといちごは、満足した顔で寝入っていた。
 朝ごはんまでに起きるかは、彼女たち次第。
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  1. 2017/02/15(水) 22:45:41|
  2. 小話
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